センパイ、聞きましたよ。
あの新規事業のプレゼン資料を動画で出したんですね
そーなんだよ
そしたらあの取締役に「度肝を抜かれたよー」って言われたよ(笑)
どーも、とーまです。
先日、社内で新規事業案の募集があったので、どうせ採用される可能性が低いなら、自分の勉強のためにもマインドマップを使って動画で提出してみたら、取締役会で評判になったと言われました。
採用・不採用とは別に、爪痕残したという達成感だけでこの記事を書いてます。
今後プレゼンする予定がある人の何かの参考になれば…。
ことの発端はコロナ禍
みなさんの会社の業績、いまどんな感じですか?
新型コロナの影響は様々な業種に及んでいます。
僕の業界はそれこそ一時は業績が落ちましたが、一定の回復を見せています。
ただ、コロナ禍で経済や市場が激変したことは間違いありません。
今後、いままでと同じように商売や事業を展開していては会社が成長するとは思えません。
会社もそれを危惧しており、全社員に向け新規事業案の募集があったわけです。
これはいい機会だ‼
と、日ごろいくつかの案を温めていた僕は、会社の呼びかけにすぐ乗っかりプレゼン資料作成に取り掛かったんですが、
「ちょっと待てよ。一生懸命取り掛かって不採用だったらショックだから、
せめて不採用でも自分のスキルが上がるチャレンジとして取り組もう」
と、まるで意識高い系ITノマドのような考えを思いつき、マインドマップ動画を作ることにしました。
マインドマップとは
マインドマップという言葉、聞いたことありますか?
一つのテーマに対して、思いついたことをどんどん枝葉のように書き足していき、頭の中の考えを可視化していくモノです。
僕は学生時代にこのやり方を知り、何度か試して紙に書いてやっていました。
ただ、ひとつ難点があります。それは「紙だと書くスペースが足りなくなる」でした。
やり方は、真ん中に考えをまとめたいテーマを書き、思いついた順に右に左に書いて足していきます。
ただ、よくあるのが、思ったより右のアイディアがどんどん思いついていって、
気付いたら左は空白がめっちゃあるのに、右は字がどんどん小さくなってスペースなく真っ黒、
というようなことになりがちです。(その逆もありえます)
そんなことから、マインドマップを作成しなくなって数年経ってたんですが、去年、とあるYoutubeを観て衝撃を受けました。
それが両学長のリベラルアーツ大学というYoutubeです。
オススメに上がってきたので、何気なく観たのですが、使っている資料がまぎれもなくマインドマップ!!
そうか、今時マインドマップのソフトがあるのか!
そしてスマホでアプリを探したら、あるではありませんか、素晴らしいアプリが‼
それが、「マインドマイスター」です。
そして、そのマインドマイスターを使ってプレゼン方式で動画を発信している両学長のYoutube。
めちゃめちゃわかりやすい‼
ちょっと感動するくらいのわかりやすさでした
今までプレゼンをするときはまず考えをノートや紙に箇条書きし、それからパワーポイントに入力していました。
それが、このツールがあれば、考えをまとめた下書きのようなものがそのままプレゼン資料となるではないですか‼
ということで、さっそくマインドマイスターをダウンロードし、それで新規事業案を提出することにしました。
マインドマップ作成、そして提出へ
先に言います‼
マインドマップを使うと、サクサク進みます。
マインドマップ使うと、サクサク進みます。
自分でもいまいち不明確なところがすぐどこかわかります。
あとから予定と違う考えが思いついても、もうスペースがなくなることはありません。
紙の2次元から、空間の3次元になった感じです。
宇宙のようです。
(ちなみに今調べたら、宇宙は11次元だそうです)
できました。サクッとできました。
チャプチャー使って、説明動画もサクッとできました。
ただ、ここで問題が…。
動画が長すぎる‼
動画の長さが15分になってしまいました。
僕の慣れない話し方がゆっくりすぎるのです。
しかも、動画だとファイルが重く、社内メールで送るととても時間がかかります。
ギガファイル便は受付担当の取締役の低すぎるITスキルだと受け取れない可能性も…。
なので、それ用のYoutubeアカウントを作り、YoutubeのURLを送る作戦にしました。
Youtubeなら速度を速めてみてもらえば、動画の長さも10分程度になるし、僕のゆっくりな話し方も最適速度になるからです。
そして、そのURLを受付担当の取締役にメールで送りました。
作戦成功‼
作戦はまんまと成功です。
ほどなくして、
You tubeでプレゼンしたヤツがいるらしい
という、声が僕の耳にも入ってきました。なかには、
社内にユーチューバーいるらしいよ
って謎のうわさもありました。
今の時代、社内に何人かいてもおかしくない…。
そして、思わぬ副産物が…。
You tubeで提出したので、何回観られたかが再生回数でわかるのです。
これがフツーのパワポだとどのくらい見られたかわかりませんよね。
ホントに見て判断してくれたのか、知るすべがありません。
それが、You tubeならわかるのです。
取締役は6人、再生回数は11回。
自分で観た1回を除いても、ちゃんと観てくれたことがわかります。
そして、最終選考のあと、僕のデスクの内線がなりました。
受付担当の取締役からです。
「提出ありがとうございます。
興味深い内容で詳しく検討したいんですが、
提出の要綱はパワーポイントかスライドだったんで、
もう一度どちらかで出してもらえますか?
じゃないと、不公平となってしまいますので」
そうですよねー。
そんな要綱ありましたよねー。
センパイ、
募集要項、ムシしたんですね?
うん。
伝わればいいかなって思ってた…。
とりあえず、もう一度提出求められたのは検討したいってことだったんで、爪痕残したってことでいいですよね?
ちなみに、うちの会社は古い業界の会社なので、取締役のひとりに、
動画での提出、度肝抜かれたよー
って笑って言われました。
社内プレゼンをマインドマップ動画で提出した件 まとめ
社内の新規事業の募集をマインドマップの動画で提出した経緯を書いてみました。
ぼくが提出した新規事業案が採用されるかはわかりません。
でも、マインドマップツール・チャプチャ録画・Youtubeアップと、いままでやったことがなかったことにチャレンジでき、採用されなくても新しいスキルが備わってとても価値があったと思っています。
新しいスキルをほかの仕事に活かしてみます
最後までごらんになっていただき、ありがとうございます。
もし今後プレゼンする予定がある方がいらっしゃったら、この記事がなにかの参考になればとてもうれしいです。
では、今日はこのへんで。
それでは、また。
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