本を読みたいと思っているんですが、時間がなかなか取れないです。
先輩、よく本を読んでいますよね?いつ読んでるんですか?
月に2~3冊くらいかな?
時間は取ってるんじゃなくて、見つけているんだよ。
どーも、とーまです。
ぼくは月に2~3冊、年間で言うと約30冊くらい本を読んでいます。
「それって別に多くなくね?」って思いますよね。
確かに読書家と呼ばれる人は年間に200冊読むという方もいるらしいです。
(って、2日に1冊以上じゃん!!)
ただ、ぼくの場合は読書に特別に時間を割いたわけでなく、スキマ時間だけで読んで年間30冊です。
予定表に「読書」と書いたことありません。
電話がかかってきて「何してるの?」と聞かれても「読書」と答えたこともありません。
ほかのことをしていて、空いた時間にしか読んでないのです。
そう考えるとよく一年に30冊も読んでるなと我ながら思うので、今日はそのスキマ時間だけで年間30冊読む方法をお伝えしたいと思います。
まず、自分の読書スピードを知る
日本人の平均読書スピードは1分に600文字だそうです。
600文字というと文庫本の1ページの平均文字数と一緒です。
ただ、そんなことは本を読み始めたころ知りもしなかったし、知ろうとも思わなかったです。
なんだったら、この記事を書くためにさっき調べて知りました。
平均に比べてどうとか、ここではあまり関係ありません。
大事なのは自分がだいたい1ページにどのくらいの時間で読んでいるかを知ることです。
僕は毎朝通勤で20分電車に乗っているのですが、1ヵ月くらいして気付きました。
「朝はいつも20ページ読んでるじゃん! これって、1ページで1分じゃね?」
よかったです。さっき調べた平均と一緒でした。
違ったら改ざんしようかと思ったけど、本当にいっしょだったのでその必要もありません。
ただ、読む本で微妙に時間が変わってきます。
小説やエッセイのような口語体が多い本だともう少し早いし、ビジネス本や専門書だともう少し遅いです。
会話文が多い本だと「ラッキー、早く読める‼」とかいまだに思いますが、早く読んだところで別に意味はありません。
大事なのは把握できるスピードで読むこと。そしてそのスピードがどれくらいか知ることです。
一度、スピードを気にせず近くにある本を読んでみてください。
15分以上がオススメですが、読んだページ数を使った時間で割って、あなたの1ページあたり何分だったか計算してみましょう。
たぶん、平均と同じ1ページ1分くらいになると思います。
僕もそうだったから。
スキマ時間を見つける
さて、いきなりこの記事の核心に来ました。
スキマ時間があるか考えてみます。
ただ、スキマ時間はいつだろう?って一日を振り返るとフツーは
「全部大事な時間だし、ムダなことしてないし、そんなんねーよ」
ってなります。
なので、考え方を逆にします。
例えば、お金を稼ぎたいとき、やみくもに空いた時間働くとします。
本業終わったあとアルバイトして、帰ってから内職して…
確かに稼げるかもしれないですが、長続きしないですよね、たぶん。
なので、お金を稼ぎたいときもいくら稼ぎたいか先に決め、
「月にもう5万ほしいから、コンビニのバイト週3回5時間働こう」という風に計算すると思います。
それと同じ方法を読書でも行います。(例えが長かった割に、ピンとこないですか?)
ここで、さっき算出した自分の読書スピードを使います。
まず、月に本を何冊ぐらい読みたいかざっくり思い描きます。
僕の場合は月に2冊くらい読めたら十分だなと思い、それがぼんやりとした読書目標になりました。
だいたい僕が選ぶような本は300~500ページです。
「カラマーゾフの兄弟」のような3,000ページ以上あるものをいきなり選びません。
今回は例なので選んだ本が計算しやすい300ページだったとします。
その本を僕はどれくらいの時間で読めるか。
さっき算出した読書スピードは1ページ1分でした。
なので、この本を読むには300分=5時間です。
これを2週間で読めばいいのですから、1週で読書時間は2時間30分。
平日の5日間だけ読んだとしても一日30分の読書で月2冊読める計算です。
そうなると急に簡単に読める気がしませんか?
一日30分なら、スキマ時間、どっかに転がってませんか?
僕の場合は通勤の電車です。片道20分なので、電車内で一日40ページ読めてしまいます。
それ以外にも、どこか行くときは必ず本を持っていきます。仕事の営業カバンにも忍ばせます。
すると、だいたいどこかでスキマ時間が現れます。
休憩でよった喫茶店だったり、待ち合わせでまってる時間だったり、お客さんのアポまでのちょっとした時間だったり。
自分ではきづいていないだけで、確実にスキマ時間はあります。
持っている本がそのスキマを気づかせてくれるはずです。
僕の場合なら通勤電車の片道以外であと10分読む時間があればいいのですから。
本を持ち歩くことで、「あ、いま読める!」と、スキマ時間が見つかるのです。
3つの読書テクニック
ここでは、読み方のテクニック的を3つ紹介します。
小説のような物語のときでも有効ですが、特にビジネス書や自己啓発本を読むとき重宝するテクニックです。
まえがきをしっかり読む
ビジネス書・自己啓発本では、このまえがきに結論が書いてあることが多いです。
まるで7桁稼ぐアフィリエイトブログのようです。
そこまで言及していなくても、おおまかな内容が書いてあります。
ここは読書スピードを落としてでもしっかり把握します。ここでその本との相性もわかります。
目次を読んで展開を知っておく
まえがきを把握したあと目次を見ると、だいたいどこが大事な箇所かわかります。
話の展開を追いながら読めるようになるので、理解度が高まります。
楽しみな箇所がみつかると、その箇所までの読書スピードも上がります。
しおり代わりに付箋の冊をつかう
本当はペンでメモを直接書き込むのがいい読み方らしいです。
でも、僕は本を汚すのに抵抗があり、直接書きたくありません。
小学校のころ新学期でもらった真新しい教科書を、できるだけよごさないように維持しながら授業を受けていたクセがまだ抜けません。
それにもし買い取りに出す際、書き込みがあると売れなくなってしまいます。
そこで、メモを取る代わりに付箋を貼ります。
少しでも気になったところに躊躇なく貼っていきます。
オススメの付箋の冊があります。
台紙も柔らかいのでしおりの代わりに使えます。
ダイソーで100円なので、バンバン張ります。付箋一枚0.1円くらいです。
惜しげもなく貼っても生活を圧迫しません。
ただ本がいびつになるだけです。
ただ、買ったばかりだとちょっと分厚いので、
先に2/3くらいはがして使用すれば、読んでいるときもあまりじゃまになりません。
はがした分はどこかに保管しておきましょう。
付箋をはることでなぜか理解力が増します。脳が認識するんでしょうか。
後日読み返した時も参考になります。
ただ、たくさん張ってあると「なぜここに貼った?」と当時の体調を心配することもあります。
それはそれで面白いです。
スキマ時間で読書 まとめ
「スキマ時間でちょこちょこ読んでも内容が入ってこないんじゃね?」
そう思う人もいるかもしれませんが、ぜんぜん大丈夫です。
ドラマだって1時間観て次は1週間後ですよ?しかも並行して何作も観てるのに。
もし忘れかけていても付箋を貼ってあるから、そこを眺めるだけで記憶がすぐよみがえります。
付箋は自分で作ったその本のダイジェストです。
内容も3つのテクニックでいままでより、しっかりインプットされると思います。
忙しいから、時間が足りないからと、読みたくても本が読めていない人。
ぜひ、本を持ち歩いてみてください。勝手にスキマ時間がみつかり、
年間30冊くらいは読めてしまうと思いますよ。
では、今日はこのへんで。
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