【TEDから学ぶ】巨大IT企業創業者のマインド オススメ7選

仕事

どーも、とーまです。

グーグルでの検索や、ウインドウズのPC、Twitterなど毎日何気に使っているサービス。

でも、それってどういう人がどういう風に開発したんだろうと思ったことありませんか?

日常になりすぎていてあまり気にしたことがない人も多いかもしれませんが、

今日は、今や生活の一部となっているサービスを開発したIT企業の創業者マインドについて調べたので記していきたいと思います。

実は「TED Talks」というプレゼンテーションで彼らのスピーチが載っています。

グーグル創業者 セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ

マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ

Twitter創業者 ジャック・ドーシー

テスラモータース創業者 イーロンマスク

ネットフリックス創業者 リード・ヘイスティングス

Uberテクノロジーズ創業者 トラビス・カラニック

少し古いものもありますが、サービスを作った背景やマインド、彼らの人柄がわかる内容です。

これらを観ることで、今後ITサービスを使う際もその創業者の思いが伝わってきて、いっそうその便利さに気付きます。

また、「自分にもなにかできないか」とアイディアを考えるきっかけにもなるでしょう。

まずはあなたがよく使うITサービスの創業者からそのマインドに触れてみてはいかがでしょうか。

グーグル創業者 セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ

Sergey Brin and Larry Page: The genesis of Google
セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ:Googleについて

2007/5/15 再生時間22分30秒

今から14年前の2007年の講演で、二人ともまだ若く、ブリンは33歳、ラリー・ペイジは34歳です。

時代背景としてはgoolgeの創業からちょうど10年(法人格としては9年)で、前年の2006年にYoutubeを買収しています。また、amazonにならび世界最大のインターネット事業者に抜きんでたタイミングです。

この講演では創業者2人が当時のgoogleの現状と活動の報告となっています。

「業務時間の80%は通常の業務に、残りの20%は新しいアイディアに」というgoogleの働き方で有名な「20%ルール」で産まれた新しいサービスの紹介もあります。

面白いのはそのサービスで現在なくなっているものや、残っていても有名ではないものがあるということ。

googleのトライ&エラーのイノベーション性質を垣間見ることができます。

ラリー・ペイジ 公の場最後の講演

Where's Google going next? | Larry Page
ラリー・ペイジ: グーグルが向かう未来

2014/3/22 再生時間23分30秒

この講演の前年に、声帯の部分麻痺という病気を公表したラリー・ペイジ。

その影響を感じますが、彼が語るグーグルの未来は世界の未来を思わせます。

そして、当時アメリカで問題になっていたセキュリティとプライバシーの問題にも誠実に答えます。

そのなかでプライバシーを守りながら匿名で共有できるようになれば、何人もの人の病気も救えるのではないかと提議します。

ちなみに、その病気のせいか、このTED以来、公の場にラリーは出てきていません。

彼のマインドを直接知る、貴重な対談です。

マイクロソフト ビル・ゲイツ

The next outbreak? We’re not ready | Bill Gates
ビル・ゲイツ: もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない

2015/4/4 再生時間8分36秒

「ビル・ゲイツが5年前に新型コロナウイルスのパンデミックを予想していた」と言われるこの講演。

ビル・ゲイツは数多くTEDで講演を行っていますが、その中でも一番のオススメです。

TEDサイトでも4100万回再生され、Youtubeでも3400万回以上の再生回数。

あわせると驚愕の7500万回再生です。

ゲイツが言っていたような行動がとれていたら、きっといま世界で苦しんでいる人はもっと少なかったと思わせる発言です。

印象的なのは、講演のあとはスタンディングオベーションが起こることが多いのですが、この時はそれがありません。(録画が早く切れており、ひょっとしたらその後あったかもしれませんが)

当時はみな危機感がなかったんだろうと思わせる映像です。

ちなみにコロナ禍において、ゲイツはまたTEDのリモート対談でこの講演について語っていますが、まだ日本語訳がなく、Youtubeにも上がっていません。はやく日本語訳版が上がってほしいです。

Twitter創業者 ジャック・ドーシー

How Twitter needs to change | Jack Dorsey
How Twitter needs to change | Jack Dorsey

2019/6/8 再生時間25分47秒

あまり公に出てこないジャック・ドーシーの貴重な対談です。

約2年前と、比較的新しい対談。

時代背景としてトランプ大統領のツイートなど、ツイッターによる分断・差別・ヘイトが問題になっている環境でした。

そのあたりをキュレーター2人から激しく質問されますが、落ち着いた低音ボイスで答えるジャック。

創業した13年前には想像していなかったこととして、当時の対策を丁寧に説明しています。

彼の話を聞いていると、よりよいコミュニケーションの手段としたいというツイッターの理念がわかります。

テスラモータース創業者 イーロン・マスク

The future we're building — and boring | Elon Musk
The future we’re building — and boring | Elon Musk

2017/5/3 再生時間40分50秒

時価総額がトヨタを抜いて世界一の自動車会社となったテスラ。

最近では民間ロケットを開発している「スペースX」でイーロン・マスクの名前を聞くことが多くなった気がします。

そのイーロンもTEDで講演を何回か行っていますが、ここではその中でもオススメを紹介します。

動画の時間が40分と少し長いですが、特に印象的なのは後半10分です。

「テクノロジーは自動的に進歩するものではない。改善しようと多くの人が熱心に働いてはじめて進歩する」と過去の衰退した古代文明を引き合いに出し、イーロンは説明しています。これはエンジニアの方には心に刺さる内容ではないでしょうか。(ぼくはエンジニアではないですが…)

そして最後にキュレーターから世の中を変える先駆者としてちょっとイジワルな質問がされますが、それを「未来にたいして悲観的になるまいとしているだけ」と語り、大きなスタンディングオベーションを受けています。

イーロンの思想は今後の未来を考えるのに、とても参考になると思います。

ネットフリックス創業者 リード・ヘイスティングス

How Netflix changed entertainment — and where it's headed | Reed Hastings
How Netflix changed entertainment — and where it’s headed | Reed Hastings

2018/07/13 再生時間20分51秒

2020年、コロナ禍において加入数を激増させたネットフリックス。

その創業者であるリード・ヘイスティングスの講演です。

ネットフリックス社の成り立ちやオリジナル作品への8000億の投資、独自のアルゴリズムの構築など、当時のネットフリックスの現状を語っています。

ネットフリックス社の働き方もユニークで、経費は使いたい放題・休みも自由など「世界一自由な会社」と呼ばれています。そのあたりも経営者自ら語っていますので、新しい企業のあり方、新しい社員の働き方の参考にもなると思います。

Uberテクノロジーズ創業者 トラビス・カラニック

Uber's plan to get more people into fewer cars | Travis Kalanick
Uber’s plan to get more people into fewer cars | Travis Kalanick

2016/03/26 再生時間19分18秒

日本ではUber Eatsのほうが有名ですが、この講演がおこなわれた2016にはアメリカでライドシェア(乗合タクシー)として席巻しています。

創業者トラビスが語るのは自身が長年思っていた環境への危惧であり、Uberが浸透することで二酸化炭素が減り、駐車場が減ることで新たな街づくりができるという壮大なイノベーションです。

電気自動車や自動運転もいいが、待っていられない。自分はポケットから(スマホ)イノベーションを起こすというマインドは、これから新しいサービスを考えていくうえでとても参考になります。

社会問題を解決し、社会をよりよくすばらしい講演ですが、気になるのはトラビスはこの講演の約1年後、数々の自身と会社のスキャンダルでCEOを辞任しています。どうやら素行に難があるようです。

まとめ

巨大IT企業の創業者の「TED」を観て、感じるところは、みな社会を良くしたいという情熱です。

もうけたいとか、金持ちになりたいということは(ひょっとしたらあるかも知れませんが)これらの講演・対談から感じられません。

今や当たり前に使っているサービスもこういった大儀から成り立っていると思うと、そのサービスをつかう際にありがたさを感じます

また同時に、仕事をするうえでも、社会に貢献できるような製品・サービスを目指していきたいという思いにこの「TED」はさせてくれます。

では、今日はこのへんで。

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